大手メディアにおけるイベント集客/体験価値向上のための分析基盤・データ設計支援
事業要件から分析モデル・データ構造を設計し、意思決定が回る基盤をつくる
大手メディア企業のイベント事業にて、集客の高度化とイベント体験の価値向上に向けて、データ活用を進めるフェーズでした。一方で、事業要件から「どのデータを・どの粒度で・どんなモデルで扱うか」が未整備で、分析や推薦(AWS Personalize)に必要な前提が揃っていない状態でした。本支援では、業務ニーズを具体化したうえで、分析モデル設計/データ設計(AWS Personalize 前提のデータ構造含む)/計測設計/ダッシュボードまでを一気通貫で担い、判断と実装が同時に進む状態をつくりました。
課題
- 施策の「狙い」と「評価指標」が曖昧で、意思決定に接続しない
- データが部門・ツールごとに分断し、分析向けの設計が揃わない
- 行動ログの定義が曖昧で、データ品質が安定しない
- AWS Personalizeへの投入データ設計が未整理
- 専門家不在で、資料化・合意形成まで含めたリードが必要
実施内容
- 事業要件を整理する(誰の・どの行動を・何のために改善するか)
- KPIを設計する(北極星〜施策KPI、定義、粒度、判断ルール)
- 分析モデルを設計する(エンティティ定義、キー設計、粒度、更新頻度)
- データ構造を設計する(スキーマ、データ辞書、品質チェック観点)
- 計測イベントを定義する(命名規則、必須プロパティ、欠損時の扱い)
- AWS Personalizeのデータ構造を設計する(Dataset構成、投入スキーマ)
- ダッシュボードを設計・納品する(意思決定ビュー、ドリルダウン導線)
- 運用ルールを定着させる(会議アジェンダ、レビュー頻度、意思決定ログ)
プロジェクトリード: Yohaku Shift 武田
ご支援先: 現場責任者・関連する管理部門
納品例
実際に納品した成果物の一部(イメージ)を掲載しています。ご面談の際は守秘義務の範囲内で、構成・考え方・進め方を中心にご説明します。
分析モデル設計(ER/粒度・キー設計)
イベント事業の意思決定に必要なエンティティ(ユーザー/申込/参加/コンテンツ接触/満足度等)を定義し、粒度・キー・履歴の持ち方まで整理。
FigJam / Miroデータ設計(スキーマ/データ辞書/品質観点)
分析・推薦の両方に耐えるデータ構造(項目定義、型、必須、更新頻度、品質チェック観点)をデータ辞書として整備。
Notion / Sheet計測イベント定義(ログ設計)
体験価値向上に必要な行動ログ(イベント名、必須プロパティ、送信タイミング、欠損時の扱い)を定義し、実装側が迷わない形に。
Doc / SheetAWS Personalize 用データ構造(Dataset 設計)
Interactions / Users / Items の設計方針、必要項目、更新方式(増分・履歴)を整理し、PoC〜本番移行の見通しが立つ状態に。
Doc施策KPIダッシュボード(意思決定用ビュー)
集客→参加→体験→再来訪までを追える最小構成で設計。会議が「報告」で終わらないための判断導線も含めて納品。
Looker Studio / QuickSight運用ルール(会議体/判断ルール/意思決定ログ)
レビュー頻度、見る指標、判断ルール、次アクションの持ち帰り方を固定し、施策が回り続ける土台を整備。
Notion