大手メディアにおける顧客データ活用の設計支援

データが意思決定に使われる状態をつくる

メディア | 従業員1,000〜3,000名 | 約8週間

相談前
数字の定義が揃わず、可視化しても次に何をするかが決まらなかった
支援後
数字の定義と会議の型が揃い、データを判断に使う流れができた

守秘のため匿名化しています。面談では、守秘の範囲で具体的にお話しします。

状況

大手メディア企業にて、顧客データを活用した意思決定(施策の優先度判断・改善サイクル)を進めたい一方で、CRM・BI・ETLなどデータの接続や定義が統一されておらず、可視化しても「次に何をするか」が決まらない状態でした。

困っていたこと

  • データがツールごとに分かれ、同じ数字でも人によって読み方が違う
  • 画面はあるのに、それを見て何を決めるかが決まっていない
  • データの更新や定義が担当者まかせで、担当が替わると続かない

やったこと

  • 会議で何を決め、誰が判断するかを先に定めた
  • 追う数字(KPI)と、その定義(式・粒度・更新頻度)を1つに揃えた
  • CRM・BI・ETLのつなぎ方と、データの品質を確かめる観点を設計した
  • 判断に必要な最小限の画面と、見る順番を設計した
  • 定例の進め方と、判断の理由を残す記録の書式を型にした
細かな内容を見る

背景

大手メディア企業にて、顧客データを活用した意思決定を進めたいフェーズでした。

詳細

課題

  • 同じ数字でも読み方が違う
    • CRM/広告/MA/基幹などへのデータ分散
    • 指標定義の不統一(粒度・期間・例外ルール)
  • 画面を見て何を決めるかが決まっていない
    • 会議の報告偏重
    • 優先度判断基準の欠落
  • 担当が替わると続かない
    • ETL の更新頻度・欠損・例外処理の不透明さ
    • 定義・判断理由の未記録による学びの未蓄積

実施内容

  • 会議の目的を先に決める
    • 会議の目的定義(何を決めるか)
    • 判断主体の明確化(誰が決めるか)
  • KPI と定義を1つに揃える
    • 最上位の指標から施策ごとの指標までをつなぐ
    • 指標辞書の整備(式・粒度・更新頻度・例外)
  • データのつなぎ方を設計する(CRM・BI・ETL)
    • データソース棚卸し(所在・品質・キー)
    • ID 連携方針と履歴設計
    • 品質チェック観点の整備
  • 判断に使うダッシュボードを設計する
    • 最小ビューと閲覧順序の固定
    • ドリルダウン導線の設計
  • 運用のルールを型にする
    • 定例アジェンダとレビュー頻度の固定
    • 意思決定ログテンプレの整備(判断理由・前提・次の一手)

変わったこと

  • 数字の定義が、1つに揃った
  • 何を決めるための画面かを、先に決めてから設計した
  • 担当が替わっても続けられるよう、会議と運用のルールを型にした

手元に残ったもの

実物は守秘のため公開していません。

  • KPI定義書 指標の定義(式/粒度/更新頻度/例外)を揃え、数字の解釈割れを止めるための辞書です。
  • データ連携設計 データ統合の方針、ID連携、履歴の持ち方、更新方式、品質チェック観点を整理した設計書。
  • ダッシュボード構成 「見る順序」と「判断の分岐」を固定し、会議が報告で終わらない最小ビューで設計。
  • 会議体アジェンダ&意思決定ログ 定例の型(何を見るか/何を決めるか/誰が決めるか)と、判断の理由を残すログテンプレ。

体制

支援の範囲
顧客データ活用・意思決定設計・データ連携・KPI設計・ダッシュボード・会議体設計
進める役
Yohaku Shift 武田
ご支援先
マーケティング部長・関連部門の責任者

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